理念
この研究所は、演奏と身体という、人の「心」と「体」と「音楽」への慈しみに満ちた道を紐解くために、
音楽・身体技法・身体性・演奏について研究をしていく機関です。
音を奏で響きを創り出すことがすべての演奏者にとって豊かな営みであることを願い、
心と体を通して奏でる音楽の真の素晴らしさを伝えることのできる人を社会に増やして行くことを目指しています。
ABOUT
この研究所は、演奏と身体という、人の「心」と「体」と「音楽」への慈しみに満ちた道を紐解くために、
音楽・身体技法・身体性・演奏について研究をしていく機関です。
音を奏で響きを創り出すことがすべての演奏者にとって豊かな営みであることを願い、
心と体を通して奏でる音楽の真の素晴らしさを伝えることのできる人を社会に増やして行くことを目指しています。
研究所MEI は、「演奏するための解剖学や身体操作について正確な知識と技量を身に付け、それを 演奏や指導に活かすことのできる、<演奏家>や<指導者>を育成すること」を目的としています。 幅広い視点に⽴ち知識と実技を習得した音楽家が国内に増えていくことを願っています。
1. 自分の演奏に広く深い視野で取り組むことのできる演奏家が増えて行くために、また、的確で質の高い指導ができる音楽指導者を育てるために活動を行うものとする。 より深く丁寧な研究と実践を、多くの音楽家と共有するために活動する。
2.演奏に関わる研究を広い視野で行い、最終目的を音・響き・演奏表現に置き、そのための実践をして行くものとする。
3.研究の柱に主に3つのことを掲げる。
4.心と体と精神を大切にした音楽指導を行うことによって、音楽教育が人間教育の一端としての役割を果たす指導が実践できる指導者を育成して行く。
小島 裕子Yuko Kojima
代表者紹介はこちら
Facebookにて随時、情報更新しております。
演奏家のための解剖学。演奏家が、自分の演奏を行っている骨や関節についての知識を持つことは、演奏動作を正しく行えることに繋がる。また適切な指導が行えるための基礎知識となる。
代表の小島裕子は、演奏のために呼吸や動作・演奏運動のコレオグラフィー(エディト・ピヒト=アクセンフェルト提唱)など様々な研究を行う内に、ドリー・ケラペス氏によって創設された理学療法の知識、マッサージセラピー・アレキサンダーテクニック・ フェルデンクライステニック等を取り入れたDK ピラティス(ネバダ州立大学公認ピラティス)に出会う。自らのために5 年探求するうち、精神を研ぎ澄まし・内観力を高めるこのピラティスが演奏に良い影響をもたらすことを実感し、2012年国内ピアニストとして初めて指導者資 格を取得、以来音楽家のための身体ワークとして多くの演奏家・音楽指導者に伝授している。 質の良いボディ・ワークは、身体感覚・内観力・緊張と弛緩の感覚・心と体のバランスなどを身に付けることにつながり、そしてそれは自らの可能性を引き出し、演奏を変えていく。
この研究所の目指す最も重要な最終的な目標。身体を知り、適切なボディワークを身に付けることによって、身体感覚が養われ、演奏動作が安定し、 自由な音楽表現と豊かなイメージが可能になる。身体を感じ、理にかなった動きができるようになると、演奏している姿や佇まいはもちろんのこと、その音の響きや醸し出す世界までもが変わってくるということ。 指導においては、音楽と身体の両面からの適切な指導ができるようになり、より深い音楽の喜びを感じる演奏を学習者に教授することが可能になる。
今後は、社会的に貢献して行くために教育機関などと連携して音楽分野に学びと体験の機会を作って行きながら、演奏や指導に役立つ真の学びが全ての音楽家に広がって行くことを目指しています。 そのための指導者を育成する機関としても社会に役立てるように動いて行きます。
声楽アンサンブルピアニスト・室内楽アンサンブルピアニスト・ソプラノとして活発な演奏活動を展開する傍ら、2012 年より音楽家のための活動を開始。 演奏家のための解剖学・ピラティス・演奏法を教授する連続講座やセミナーを各地で開催。東京(南青山・幡ヶ谷・池袋・大久保)、埼玉、広島(福山)、岡山。ヤマハの連続講座。月刊紙「ショパン」に執筆。 10年間にわたる音楽家への指導は効果を実証されており、特に継続してきた人には、個人個人に大きな変化をもたらしている。
演奏と指導を通して、音楽の素晴らしさ・演奏の素晴らしさ・音楽指導の可能性を多くの人に伝えている。
Salon.K 主宰