<音楽家のための講座＞　全10回
より良い演奏のために学ぶ演奏と身体のこと

講師：小島裕子

使用テキスト：ピアニストのための「演奏する身体と音づくり」（小島裕子著 ）

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　2023年2月に完成した『ピアニストのための本』には、音楽家が演奏のためにその土台となることをもっと詳しく正確に学ぶことができるように、さらにどのように演奏に繋げていったら良いのかを少しでも分かりやすく伝えるために、理論と実践に基づいた研究を130ページに集約し編纂したものです。著者は、アンサンブルピアニストとして国内外の優れた音楽家と共演、特に歌曲研究・歌曲ピアニストとしての活動に大きな力を注いでいる。作品の真髄に迫り、歌い手に寄り添う音づくりには多くの声楽家から信頼を寄せられている。また、歌い手としても活動。声と詩と音楽の追究を声楽の分野からも行なっている。

　自らの「音」を探究する中で、ピラティス（D.Kピラティス）に出会い、５年間学習した後、2012年、演奏する人に伝えるために指導者の資格を取得（D.K BODYネバダ州立大学公認ピラティスインストラクター）。演奏することとピラティスで求め育んでいくことがこんなにも密接に関係していることを自らの経験を通して伝え続けている。そのピラティスを裏付けるものとして、身体への理解と知識は必要なことであり、自ら体系化した「演奏のための解剖学」で2019年から指導を開始。音楽家の言葉で語られる「演奏のための解剖学」は、実際に多くの音楽家に役立っている。

今回の講座は、この本を見た多くの音楽家から詳しく勉強したいという要望が寄せられ、開催に至ったもの。
演奏活動や指導活動をしながらこのような勉強を行うことは決して容易なことではないことは熟知しているが、ぜひタイミングをみて
勉強に来ていただけたらと切に願うものである。

お申し込みをお待ちしています。

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【講座期間】2026年2月末から2026年12月までを予定しています。（8月休講）

【講座曜日と時間】日曜日 午後13時〜  （人数が集まれば金曜日午後13時〜も開講）

【講座開始期日】2026年2月22日（日）を予定　（金曜日は2月20日）

【講座概要】

▫︎月1回　120分　　全10回

▫︎参加費　1回/11,000円(税込)＋会場費用

▫︎募集対象：ピアノ・声楽・指導者

▫︎定員　　4~5名　［2名以上開講］

▫︎テキスト代　5,000円（税込）

▫︎会場：門前仲町スタジオ・渋谷スタジオ・田園調布スタジオ（候補会場）

予約の状況で変動します。

▫︎欠席の場合は、受講料は入りません。事前連絡（１週間前）をお願いします。

▫︎オプション　演奏レッスン　60分/11,000円

　　※できれば1ヶ月前に申し込み、遅くても2週間前までにお申し込み下さい。

▫︎学生割引（学部生までとする）1回7,700円（税込）とさせていただきます。

　　※オプションの演奏レッスンは統一です。

▫︎講座受講料は事前振り込みか当日お持ち下さい。

※恐れ入りますが急なキャンセルは特別な場合を除いてご遠慮頂きますようお願いいたします。

▫︎講座の日程の設定に関しては、なるべく受講生の予定も加味してまいります。また講師の都合で

やむを得ず予定を振り替えることもあります。

【講座内容】

　▪️演奏と身体の概論・身体の構造

  ▪️演奏のための解剖学（数回に分けて）

　▪️演奏時の姿勢

　▪️ペダリング

　▪️呼吸と音色・タッチの身体の使い方

　▪️解剖学と身体技法から導き出す奏法

※必要に応じて実際の演奏を取り入れながら講義を行います。

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<講師プロフィール＞
小島裕子　（Yuko Kojima)
ピアニスト・ソプラノ
広島大学教科教育学科音楽科首席卒業。ザルツブルグ・モーツアルテウム音楽院ドイツリートマスタークラス修了。声楽アンサンブルピアニスト・室内楽アンサンブルピアニストとして国内外の著名な音楽家と共演。演奏と身体につい深く学び、現在はそれらを含めた演奏指導を音楽家に行っている。音楽家としては日本で初めてのピラティス指導者資格を取得。DK/ネバダ州立大学公認ピラティスインストラクター（Mat/Reformer)。演奏と身体 研究所MEI代表。日本演奏連盟所属。